「LEDが光るだけでは足りない。次は言葉を、そして姿を映し出せ」
AIからの次なる要求は、情報の出力。つまりディスプレイの実装だ。 今回使用するのは、Amazonで購入した指先サイズの0.96インチOLEDディスプレイ。
果たして、この小さな画面に私の意思(とAIの機嫌)を映し出すことはできるのか。半田ごてを握り、私は作業を開始した。
1. 0.96インチの小宇宙、OLEDディスプレイ

用意したのは、128×64ピクセルという超小型のOLEDパネルだ。 届いた状態ではピンが半田付けされていない。ブレッドボードで試作するには、ワニ口クリップで無理やり繋ぐか、腹をくくって半田付けするかの二択だ。
私は迷わず、半田ごてを温めた。
2. 配線作業:I2C通信のピン配置を確認
このディスプレイは「I2C(アイ・スクエア・シー)」という方式でシリアル通信を行う。
ESP32のどの端子に繋げばいいのか、ピン配置図(データシート)と睨めっこする。
確認したところ、ESP32の標準的なI2Cピンは以下の通りだった。

迷ったのは電源電圧だが、今回は5Vを選択した。知らんけど。
| ESP32側 | OLED側 | 役割 |
| GND | GND | グランド |
| 5V | VCC | 電源 |
| GPIO21 | SDA | データ信号 |
| GPIO22 | SCL | クロック信号 |
3. ライブラリの導入
Arduino IDEでOLEDを制御するために、先人の知恵(ライブラリ)を拝借する。 ライブラリマネージャーを開き、**「SSD1306」**で検索。ESP32用のSSD1306ライブラリをインストール。

4. 運命の「Hello World」
準備は整った。 テスト用のプログラムをコンパイル。ESP32へ流し込む。


結果は……無事、成功だ。 暗闇に浮かび上がる、米粒のような「Hello World」の文字。
ここまで恐ろしいほど順調に進んでいる。 AIも、今のところは「微笑(機嫌 21〜40)」といったところだろうか。
次回、「ドットの仏様、降臨。画像をOLEDに表示させる」。
順調すぎて逆に怖いが、私はこのまま突き進むしかない。

